大山隠岐国立公園大山寺地区
大山寺地区は大山登山の玄関口であり、信仰の山大山の歴史や大山の自然を知るには最適の所。日本でも三大牛馬市の一つと言われた博労座跡には広い駐車場や大山情報館、大山自然歴史館がある。
ここでから大山寺、大神山神社奥宮まで続く石畳の参道沿いには、みやげ物店、宿泊施設や郵便局などが並び、また参道の大山寺近くや参道沿いのブナの園地、佐陀川河原には、古くから山岳信仰が盛んであったことを物語る地蔵尊、金門、僧兵荒行の岩をはじめ様々の史跡が残っている。
また、東部の豪円山、中の原方面は、スキー場やキャンプ場などのリゾート施設が充実し、大山北壁や日本海、弓ヶ浜方面の眺望も素晴らしい。
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養老2(718)年金蓮上人がお堂を建てて地蔵菩薩を祭り、修験者の根本道場とした事に始まる。貞観7(865)年慈覚大師により天台宗になり、平安末期から室町時代にかけては160の僧坊と3,000人を超える僧兵を擁する大寺院として賑わった。
大山寺参道の脇を流れる佐陀川沿いには、「僧兵荒業の岩」、「賽の河原」、「金門」、「南光河原」などさまざまの謂れのある場所が続いている。これら謂れのある所を訪ねて、ブナ林の中の「御幸参道河原通り」を歩くのも楽しい。
米子市尾高にある大神山神社の奥宮。大神山とは大山の古名で、大国主命(大黒さま)が祭ってある。社殿は文化2年(1805年)の建立と伝わり、神仏混淆時代の神社の特徴である権現造りで、中国地方でも大きい方の神社。
名称 | 大山隠岐国立公園 大山エリア 大山寺地区 |
所在地 | 〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山 |
TEL | 0859-52-2502 大山寺観光案内所 |
交通 | JR米子駅より日交バス大山寺行50分、大山寺下車、
米子自動車道米子ICより博労座駐車場まで車で約15分 |
駐車場 | 博労座駐車場 |
大山情報館は、大山を訪れる人達にとって必要な、自然情報、登山情報をはじめとする、様々な情報を提供すると共に、休憩施設を整備、キャンプ場の管理なども行って、大山観光を楽しんで頂ける様に環境省によって整備された施設。
大山寺集落から大山寺への参道で石畳と石段の続く道。麓には駐車場、みやげ物店、宿泊施設や郵便局、大山情報館、大山自然歴史館などの公共施設が並んでいる。この本通りに沿った佐陀川側のブナ林の中には、御幸参道河原通りがある。
写真パネルや標本、映像などにより大山の成り立ち、大山寺を中心とした山岳信仰の歴史、ブナや野鳥などの生息する動植物を取り上げながら大山の自然などを紹介している。大山登山や周辺の散策をするのに大いに役立つ。
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民宿タイプの宿泊施設を備えた食事処。大山寺への参道と大山北壁を望むことができる大山寺橋の間にあり、大山登山や大山寺、大神山神社奥宮、ブナ林の中の「御幸参道河原通り」など大山の自然や歴史を訪ねて散策をする基地として最適。
大山の玄関口である大山寺地区のブナ林の中大山登山道入口付近にあるキャンプ場。登山基地として、また大山寺や大神山神社奥宮参拝、大山寺周辺の自然や歴史を訪ねての散策にも最適でありシーズンには多くのキャンパーで賑わう。
大山寺地区の、かって牛馬市の会場であった博労座と呼ばれる所にある鳥取県営駐車場。大山登山の基地としてまた、大山寺や大神山神社奥宮への参詣や大山の自然や歴史を訪ねての散策、スキー場の利用などに使用することができる。
豪円山の南東側、中の原スキーセンターに並んで建てられている。夏には緑の美しい中の原スキー場の背後に荒々しく雄大な大山の北壁を眺めることができる。この素晴らしい環境の下で山陰の海の幸、山の幸を楽しむのは如何?
大山寺地域の東部にあるスキーリゾートで、中の原エリア、豪円山エリア、上の原エリア、国際エリアの連なった4エリアから成っている。雄大な大山の斜面を利用した日本海や弓ヶ浜の見えるゲレンデは、西日本一の規模。周辺に宿泊施設も充実。
大山北壁を眺めるには最適の豪円山は、かっては「呼滝山」と呼ばれていたが、17世紀、大山寺の中興の祖として活躍した豪円僧正の名をとって「豪円山」と呼ばれるようになったと言われており、山頂には豪円地蔵が祀られている。
大山寺本殿は文化2(1805)年に再建されたが、本殿建立にかかわった宮大工の墓が、桝水高原から大山寺への大山環状道路の右側、横手橋の手前に数体の地蔵尊と共にひっそりと建っている。墓のすぐ脇には「清浄泉」と呼ばれる湧水が。
〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山の地図、大山寺地区は大山寺を中心とした北部。