静円寺 光明院
静円寺光明院は、静円寺に三つある塔頭の一つで、ぼけ封じ三十三観音第十六番札所であり、水琴窟の寺としても知られている。江戸後期、文政12(1829)年建築の薬医門と、岡山藩筆頭家老の伊木氏がお籠を横付出来る様に、二間半の幅に改造された玄関は、瀬戸内市指定重要文化財。
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静円寺の塔頭光明院にある薬医門は、江戸時代後期の文政12年の建築で、当時、独自の傾向である彫刻大工の建築に対する情熱と優れた彫刻技術を示したものとして貴重で、瀬戸内市の重要文化財に指定されている。
向唐破風造り本瓦葺、屋根二間半。客殿は正徳4年岡山藩主筆頭家老、伊木忠義により再建、その後、玄関が造られた。伊木公が横尾山の参拝の時、玄関に籠が横付けできるよう二間半の幅に改造されたもの。
静円寺の塔頭の一つ光明院は、水琴窟のある寺としても知られている。水琴窟は、手を洗うなどした手水鉢の排水を、甕などの地中の空洞内で水滴として反響させ琴の音のような音を出すようにした仕組。
名称 | 静円寺 光明院 |
所在地 | 〒701-4214 瀬戸内市邑久町本庄4396 |
TEL | 0869-22-0341 光明院 |
文化財 | 瀬戸内市指定重要文化財 静円寺光明院薬医門 一棟 平成16年11月1日指定、
瀬戸内市指定重要文化財 静円寺光明院玄関 一棟 平成16年11月1日指定 |
交通 | JR赤穂線邑久駅から車10分または北回り牛窓行きバス10分横尾入口下車徒歩10分、
岡山ブルーライン邑久ICより車5分 |
駐車場 | 普通車50台(静円寺) |
URL | 横尾山静円寺光明院 |
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