新田原井堰

新田原井堰
吉井川流域で起こる飢饉解消のため、江戸時代に津田永忠の指揮の下、石を使って吉井川を斜めに仕切った田原井堰が造られ、約300年間下流の農地を潤してきた。昭和40年頃以降、用水としての使用が増加して来た為、昭和47年より田原用水の改修が、昭和54年以降は国による新田原井堰の構築が行われてきた。
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- 田原井堰の碑
- 新田原井堰
- 吉井川水利事業概要図
名称 | 新田原井堰 |
所在地 | 和気町田原上 |
TEL | 0869-93-1126 和気町観光協会 |
新田原井堰 | 吉井川農業水利事業 事業目的、
岡山県三大河川の一つである吉井川は、流量の変化が大きく、用水不足や、 この地域の農業発展のためには300年来の古いかんがい施設を このため、新田原井堰、坂根合同堰を建設し、同時に田原用水、倉安川用水、 また、畑地かんがい施設を完備し、 関係市町村ー岡山市 備前市 瀬戸町 熊山町 和気町 牛窓町 邑久町 受益面積ー水田用水改良 5,720ha 畑地かんがい 1,210ha 計6,930ha、 主要工事ー井堰改修 2ヶ所 (新田原井堰 坂根合同堰) 用水路延長 関係農家数ー12,000戸、 工事期間ー昭和45年~昭和63年度予定(現地案内板より) |
田原井堰 | 田原井堰の碑、
かって、この所に「田原井堰」があった。激流の大川に数万個の岩石を組み 思えば300年の昔、備前藩士津田永忠の成した偉業であり、たび重なる洪水に耐え、 いま時代は流れ、施設の近代化が進められる中で、役割を新井堰に引継ぎ、おしまれ ここに「田原井堰」を築いた人々の努力と労苦を偲び後世に伝えるために、井堰の 1986年10月 和気町(現地案内板より) |
交通 | 山陽自動車道和気ICより車約10分 |
駐車場 | 有り |
三堰の比較 | |||
新田原井堰 | 坂根合同堰 | 鴨越堰 | |
堰高 | 8.2m | 4.9m | 4.0m |
堰長 | 2200m | 2792m | 3100m |
貯水量 | 200万㎥ | 160万㎥ | ー |
目的 | 農業用水 | 農業用水 水道用水 工業用水 洪水防止 |
農業用水 水道用水 工業用水 |
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