石上布都魂神社

石上布都魂神社

石上布都魂神社

日本書紀に素戔嗚尊が八岐おろちを退治した剣を奉斎したと記す古社。延喜式内社であり備前一宮として格式高い神社で、広く全国から参拝される。最近、巨大な磐座のある山頂は、パワースポットとしても人気が高まっている。

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寛文9年(1669)に備前岡山藩主池田光政公が衰微していた当社を憂い社殿の寄進及び祭祀の励行を指示されてから平成31年(2019)で350年を迎え鳥居の建立、社務所の整備、駐車場の整備に加え復興350年記念祭も行われる。

名称 石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)
所在地 〒701-2445 赤磐市石上1448
TEL 0867-24-2179
御祭神 素戔嗚尊
社格 式内社、備前国一宮、旧社格は郷社、

延喜式神名帳では小社、備前国総社神名帳では182社中2位で正二位布都魂神社と記載

歴史 日本書紀ー素戔嗚尊が八岐おろちを退治した剣ー布都御魂ーを奉斎したとの記載あり。

ちなみに、退治した八岐おろちの尾から出てきた剣は「草薙剣」で熱田神宮に奉納。

崇神天皇の御代ー布都御魂は大和国の石上神宮に移される。

寛文9年(1669)ー岡山藩主池田光政が山頂にあった小祠を復興、

延宝2年(1674)ー岡山藩主池田綱政が社領20石を寄進、

宝永7年(1710)ー社殿・神楽殿を造営。

その後も歴代藩主の崇敬を受ける。

明治3年(1870)ー神社明細帳に、「布都御魂」と伝えられてきた剣のことを神話の記述に従い
十握剣と書かれる。

明治6年(1873)郷社に列する。祭神を素戔嗚尊とする。

明治40年(1907)火災により山頂の社殿が焼失。

大正4年(1915)中腹の現在地に社殿を再建。

昭和59年(1984)2月18日ー山上の本宮(奥之院)が赤磐市史跡(当時は吉井町史跡)に指定される。

宮司の苗字は代々「物部」とのことで、物部氏の末裔では・・・・。

行事 1月1日 新年祭、

4月15日に近い日曜日 春祭、

5月3日 崇敬者大祭、

7月旧6月10日に近い日曜日 夏祭、

10月20日に近い日曜日 例大祭、

11月23日 新嘗祭

交通 JR津山線金川駅より車で約20分、

山陽自動車道山陽ICより車で約30分、徒歩約5分、奥の院まではさらに徒歩約10分、

駐車場 有り

現地案内板およびWikipediaを参考に記載

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案内図ー石上布都魂神社ー

案内図

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