荒平山城跡
荒平山城跡は、総社市秦の西部に横たわる城山(標高約191m)の山頂に永享年間(1429~1440)に地元の豪族川西氏によって築かれた山城跡。天正年間(1573~1585)の備中兵乱期、川西氏が三村氏に味方したため、天正3年(1575)に毛利方の小早川隆景に攻められ、城主川西是之秀は城兵の助命を条件に降伏、開城し、讃岐へ落ちのびた。
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名称 | 荒平山城跡 |
所在地 | 〒719-1142 総社市秦 |
TEL | ー |
築城 | 地元の豪族川西氏ー永享年間(1429~1440) |
大きさ | 150m(荒平山尾根上) |
特色 | 石を使わないで土盛のみで築城 |
歴史 | 川西氏が三村氏に味方したため天正3年(1575)に毛利方の小早川隆景に 攻められた。城主川西之秀は城兵の助命を条件に降伏、開城し、讃岐へ落ちのびた。 これ以降、廃城となったと思われる。(現地案内板より) |
交通 | JR総社駅より車で約15分、徒歩約30分、
岡山自動車道岡山総社ICより車で約30分、徒歩約30分 |
駐車場 | サントピア岡山総社(徒歩約30分) |
連郭式の山城跡でその縄張は北から南に向かって一ノ壇、二ノ壇、三ノ壇、四ノ壇、五ノ壇、七ノ壇と並んでおり六ノ壇は四の壇の西側にある。七ノ壇の南側は深い堀切となっており南から尾根伝いに侵入してくる敵の侵入を防ぐようになっている。
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秦の郷の西側に横たわる城山。標高約191mの山頂には、荒平山城跡が、南の尾根には一丁ぐろ古墳1号墳をはじめとする一丁ぐろ古墳群、茶臼嶽古墳、金刀比羅神社などが、北の山裾には石畳神社が、また東の秦の郷には飛鳥時代に創建された岡山県最古の寺院、秦廃寺がある。